明るく静かに澄んで懐かしい文体。少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを堪えている文体。夢のように美しいが… | 本で出逢った感動の名言
本で出逢った名言・名セリフ
明るく静かに澄んで懐かしい文体。少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを堪えている文体。夢のように美しいが現実のようにたしかな文体。
羊と鋼の森 より
そのセリフに感銘を受けた理由
道で人にぶつかって悪態をつかれることに始まり、財布をなくす、株価は下がる、しなくてもいい喧嘩をしてしまいました。どこまで転がれば、終わりがあるのか分かりません。つきが落ちて運が悪くなっているとしか思えません。
私が何をしてこうなってしまったのか分かりません。悪循環、負のスパイラルをどのように断ち切っていいのか分かりません。にっちもさっちもいかなくなって、道が行き詰まった時に私は読書します。図書館で適当に10冊ほど借りて、ひたすら読みます。
そのような時にこの言葉に出会いました。私はこの言葉の文体というところに人という言葉をあてはめました。そうすると、すっと心が落ち着きました。まだまだできることがあるとフツフツと力がわいてくるのです。
回答者:40代 女性
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