【書評】初心者から脱した中級者が読むべき本 | 占星学教本
西洋占星術の本はたくさんあります。しかしそのほとんどは入門編であり、あまり細かいことは書かれていません。例えば、星が作る角度には名前が付いています。それにオーブという許容角があります。でもそれは単純にプラマイ〇〇で片付けてはならないということが書いてあるのは、この本ぐらいです。
10に別れた部屋と12の星座に、それぞれ入る惑星の意味、さらにできる角度の意味、それらを逐一解説した名著です。作者はいいます「占星術も占いである以上、当たるか当たらないかという見方をされることはある程度は仕方がない。それでも占星術は当てごとではないのだ。
未来に起こりうる事象を予測し、それに対応するための助言を行うこと、それこそが本来の占いの本来の意義である」と。この本はそのための指標となる暗示が数多く書かれています。入門編に飽きた人がたどり着く1冊の中級編。それがこの本の位置づけでしょう。これだけで占星術に関する一通りの知識が身につきます。
回答者:50代 男性
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