グチをうまく聞いてあげる、4つのコツとは? | [書評]どんな人ともドギマギせずに会話がふくらむコツを集めました!


人間関係のストレスが圧倒的に減る具体的な方法のオンパレード

人間一人では生活出来ませんね。会社、プライベートなど必ず人間関係が絡んできます。その中で気の合う人がいれば、そうでない人がいます。そうでない人とのコミュニケーションが一番苦痛です。

この本には、どんな人とでも楽しくコミュニケーションをするためのいろいろな事例がたくさん書いてある、超便利なハウツー本で、とっても読みやすいのが特徴です。

私は特に、職場で愚痴を聞かされるのが嫌いで、言う人間に苛立ちさえ覚えていました。その具体的な改善方法が特に良かったです。

いくら聞いても疲れない「グチ」の上手な聞き方

グチをうまく聞いてあげられるようになると、包容力がアップして、やわらかい雰囲気がにじみでます。

愚痴を聞くときは、次の四点に注意すると、よけいなトラブルを回避出来ます。また、エネルギーを消耗しないので、どっと疲れるようなこともありません。

1.親身になって聞く
2.愚痴を言う人を否定したり、批判したりしない
3.愚痴の対象になっている人を庇わない
4.愚痴を自分の中に吸収しない

実際に上記のことを意識して実行するようになりました。以前は、愚痴を言ってきた人間に対して、「あなたにも責任があるよ」と言って何度か喧嘩ぽい雰囲気になったことがありました。

それが、上記の四つのことを意識して実行しただけで、気楽に聞くことが出来ました。また、その上で自分の意見を言うことで、相手も納得して聞いてくれたり受け入れてくれることが増えました。他に、体に入ってきた「負のエネルギー」は、そのまま足先から地表に流すと言うワークがあって、悶々とした時には、行うと大分すっきりします。

恋愛にも有効なテクニックが掲載されている

男性脳と女性脳の違いが書いてあって、具体的な褒め言葉まであります。

特に、告白するならば、間を利用することが大事という部分が良かったです。今まで意識していなかったので、次に告白するときは必ず実行して良い結果を出すと決めています。上司、部下、両親、子供、幅広い意味での男性や女性のことまで書いてあって、こちらも役立つ内容でした。


あわせて読みたい