楽しめるものは楽しみ、苦しまなければならないものは苦しんで 生きて行きましょう。 | 本で出逢った感動の名言

あたまの底のさびしい歌
著者: 宮沢 賢治
ISBN:488008347X / 発売日:2005-12-01
出版社.: 港の人

本で出逢った名言・名セリフ

楽しめるものは楽しみ、苦しまなければならないものは苦しんで 生きて行きましょう。

あたまの底のさびしい歌 より

そのセリフに感銘を受けた理由

頭の中に考え事がたくさん詰まっているときは、どうも文字数の多い物語などは頭に入らず、好きな読書でリラックスどころか更に混乱してしまうのです。そんなとき、詩集を開くと、思いがけず何かしらのヒントを得たような気持ちになり、心が軽くなったりするものです。

これは、仕事や日常生活に少し悩んで立ち止まっていたときに、ふと手にした本です。慣れない仕事が辛く、解決の糸口を捜す為にビジネス本を読み漁り、そこから学んだやり方を実践しようとしては結局うまくいかず、また焦る毎日でした。努力はしている。しかし、努力だけでは駄目なことは分かっています。結果を出さねば…とプレッシャーでつぶされそうになり、心が折れてしまうかと思いました。そんなとき、宮沢賢治はこう語りかけてくれたのです。

私は、目の覚めるような思いがしました。そう、苦しいことは誰にもあるのです。その全てに立ち向かうことが美徳だとは言わないけれど、それでもやっぱり、苦しむことが必要な時だってあるのです。自然と、涙が溢れてきました。

回答者:20代 女性

あたまの底のさびしい歌
著者: 宮沢 賢治
ISBN:488008347X / 発売日:2005-12-01
出版社.: 港の人

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