【ぼくの地球を守って】輪廻転生について深く考えさせられる、切なくもあり温かくもある作品 | おすすめ漫画感想

ぼくの地球を守って
著者: 日渡 早紀
ISBN:459211485X / 発売日:1987-06
出版社.: 白泉社

輪廻転生を描いた作品で、主人公の高校生の女の子が転校先の学校になじめない中、マンションの隣に住む小学生の男の子を誤ってベランダから落としてしまうことから始まります。主人公の女の子と男の子は実は前世でつながっており、幸い無事だった男の子はこの一件をきっかけに前世の記憶を覚醒させることになります。

その後、主人公のクラスメイトやその友人など、前世で同じ時間を共有していた仲間がだんだん明らかになり、それぞれが関わり合うことにより前世の記憶が蘇っていきます。それぞれの記憶がすべて蘇り一つにつながった過去は、とても悲しく切ないものでした。

現代に生きる高校生が、過去の悲しい記憶から逃れられず苦しみ葛藤しつつも、最終的には前向きに生きていく姿にとても感動しました。輪廻というものに深く考えさせられた作品でした。

回答者:30代 女性

ぼくの地球を守って
著者: 日渡 早紀
ISBN:459211485X / 発売日:1987-06
出版社.: 白泉社

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