「年収100万円の豊かな節約生活術」に学ぶ予算管理術
山崎 寿人という方が書かれた”年収100万円の豊かな節約生活術”という本を読みました。
全体的には節約術の話なのですが、その中で1か月の予算管理をどのように行うのかという章があり、役に立つ部分が有ったので紹介します。
予算管理の方法
家計簿をつける代わりにカレンダーに予算との乖離を書いていく事で、予算を管理する。
月の予算は15000円+予備費の5000円が基準としている。一か月150000円という事は、1日当たり500円が予算となる。
月の初日は+5000円から始める。1日に使った費用が400円なら100円節約なので、カレンダーの1日の欄には+5100円と記載する。もし、2日に800円使ったなら、予算から300円オーバーなので、5100-300で、カレンダーの2日の欄には+4800円となる。
この予算管理方法のメリット
通常の家計簿だと1日に400円、2日に800円使った場合、400円 -> 1200円と累計金額を書いていく事になるのだけど、これだと予算との乖離が分かりづらいです。
ですが筆者のやり方だと、予算より使い込んでいくと+5000の数字から減っていくので、節約しなければという気持ちになります。逆に+8000など数字が多くなってきたら、少し贅沢をしても良いという事がすぐにわかります。
経費予算の管理で大事なのは、予算との乖離なので、どれだけずれているかが感覚的にわかるこの方法は、仮に節約生活をしていなくても取り入れたい仕組みです。
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