「やはり私は、君と友達にはなれない。」 | 本で出逢った感動の名言
ある少年は森の奥で「うるう」と出会います。ふたりは同じ誕生日で、森で一緒に喋ったり、贈り物を送ったり、友達のように過ごします。
しかしうるうは「友達にならない」と言い続けます。それは、彼がある理由から堪え難い別れの辛さを何度も何度も味わっているからでした。大切な人ができても、辛い別れになるのなら、人を好きにはならないと決めたうるうは、危機を共に乗り越えた後、最後に少年に「やはり私は、君と友達には”なれ”ない」と言います。
このうるうの言葉を読んだとき、今の人生の友人や家族や尊敬する人との出会いがいかに尊く、大切なものか考えさせられました。自分の心の中にある「寂しい」という感情に寄り添ってあげたくなる、言葉とお話でした。
回答者:20代 女性
本で出逢った名言・名セリフ
「やはり私は、君と友達にはなれない。」
うるうのもり より
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