昔、三原脩監督(元西鉄)が言われた言葉に、「アマは和して勝つ、プロは勝って和す」 というのがあったと思う。今回のWBCにおいて… | 本で出逢った感動の名言
本で出逢った名言・名セリフ
昔、三原脩監督(元西鉄)が言われた言葉に、「アマは和して勝つ、プロは勝って和す」 というのがあったと思う。今回のWBCにおいて、侍ジャパンは和をもって勝ち、勝つことによって和を高めていった。』
野村の「監督ミーティング」 より
そのセリフに感銘を受けた理由
初めて読んだ時、この文章にとても納得しました。プロ野球選手というのはひとりひとりが特別な才能や努力してきた過程があって、それぞれに素晴らしいものを持っています。アマチュアとは違い、すでに完成されたものがあります。また、所属するチームに自ら入りに行くのではなく、必要とされてそのチームに入ります。最初から「和」なんて存在しないのです。
アマチュアは仲間意識を持ってお互いに刺激しあいながら、チーム一丸となって勝利を目指しますが、プロは自分の得意な部分を伸ばしたり、必要とされることをこなして個別に勝利を目指します。だからこそ、勝利して初めて「このチームで勝てた」という仲間意識が芽生えてくるのではないでしょうか。
アマは和して勝ち、プロは勝って和す、という言葉を読んだ瞬間にそれを考え、著者もきっと同じ気持ちになったんだろうなと思いました。だから私はこの言葉(文章)に感動しました。
回答者:20代 女性
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