あなたが株式投資の方法論を選ぶべきたった1つの理由| [書評]株を買うなら最低限知っておきたい 株価チャートの教科書
株式投資の方法論にはいろいろありますが
株式投資に関する方法論の本は、山のように出版されています。投資家であるウィリアム・J・オニールさんの本などが有名です。そうは言いましても初心者は特に、もう株式投資始めている人も含めて、「株価チャートについてこれぐらいは知っておかないと」というレベルがあります。本書は、必要最低限と言って良い知識を教えてくれます。また、著者ならではの購入タイミング、売却タイミングについても語っています。
本書の構成
全7章のタイトルは次のようになっています。この他にも序章やクイズなどがあります。
第1章 株価チャートのしくみを知ろう
第2章 「買いタイミング」を見極める!
第3章 「売りタイミング」はこれ!
第4章 もっと知りたい! 株価トレンド分析
第5章 決算、増資、IPO…特殊なケースの対処法
第6章 人気銘柄診断・そのとき筆者ならこう動く!
第7章 クイズで復習 この問いに答えられるか!?
まずは基本から
株式投資を行うのにチャートが読めないというのは、あんまりですので、第1章だけは読むことをお勧めします。ここの記述程度を知っておかないと、やみくもに株を買ってしまうことになります。実際には、自社株とか、応援株とかで、何にも考えずにどこかの会社の株を買っている人もいると思います。そのような方も一応チャートの味方ぐらい知っておいて損はないです。もしかしたら、売りたくなるかもしれませんし。
著者の推奨する売買タイミング
一言で言ってしまうと、移動平均線(通常は25日)と株価の乖離で売買のタイミングを決めよう、というものです。どの乖離のタイミングで売買するかは、本書の肝ですので、読んでもらえれば良いと思います。
私としては、それなりに納得できる方法論です。実際に今後はこれを参考にしてみようと思っています。注意すべきは、本書の中でも触れられていますが、バブルや突発的な急落もありますので、全てが思い通り行くわけではありません。
第3章の中で、損切りのタイミングについて書かれています。
損切りは、失敗したときの損失を最小限に抑えるための必要なものです。損切りが適切に行えるかどうかが、株式投資の成果を決めるといっても過言ではありません。
株式投資の初心者は、なかなか損切りがうまくできないのです。そこで、著者が考える損切りタイミングを移動平均線と株価のタイミングで図を使ってわかりやすく示してくれています。
本書の方式にこだわるとはないです
株式投資の方法論は、いくつもあります。本書に書かれている売買タイミングも一つの例として考えた方がよろしいでしょう。