全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること | 本で出逢った感動の名言

アメーバ経営 (日経ビジネス人文庫)
著者: 稲盛 和夫
ISBN:4532195578 / 発売日:2010-10-02
出版社.: 日本経済新聞出版社

本で出逢った名言・名セリフ

全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること

アメーバ経営 より

そのセリフに感銘を受けた理由

この言葉は、京セラの経営理念の言葉です。会社は、会社の利益を追求するあまり、従業員の幸せについて強く考え、思うことは少ないものです。この言葉には、「従業員の物心両面の幸福を追求」と表現してします。会社の業績を上げるためには、従業員自身が、物(報酬)と心(満足感や成果)の両面での幸福を感じる状態になることで、仕事に集中でき成果が上がり、会社の業績もそれに連動して上がると説いていると考えるものです。その結果、人類や社会へ波及し進歩発展することに結びつくと表現してします。

短文ではありますが、大変裾野の広がる大きく意味深い言葉と受け止めています。一般的に企業は、「売上を上げる」、「前年よりも売上を上げる」と旗振りをしますが、本来は、「顧客満足を多く集める」とか、「利便性のより商品を開発する」というような本質的目標をもって、取組んだ結果として「売上が上がったり」、「利益が伸びたり」ということだと考えます。そのようなことに気付かせてくれた言葉です。

回答者:40代 男性

アメーバ経営 (日経ビジネス人文庫)
著者: 稲盛 和夫
ISBN:4532195578 / 発売日:2010-10-02
出版社.: 日本経済新聞出版社

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