トンネルを抜けるとそこは雪国だった | 本で出逢った感動の名言
川端康成の本はその情緒の奥深さが文豪足らしめていると私は考えているのですが、これは中でも特に彼の彼らしさが溢れている文だと思います。最近の文庫は読者にすなわち主人公と同一の目線で物語を展開させていくものが多く、私的にはそれも充分結構なことではあります。しかし、時に彼が書く物語のキャラクターのように、私に感情移入する隙を与えないほどの完成された表現というものが時には感じたくなります。
一文は、まったく彼を知らないという方でも聞いたことはあるほど有名な文ではありますが、それはつまり、それだけこの一文が完成されたものであり、後々の世に生きる私たちにもその素晴らしさが伝わるようになっているのは、やはり凄いことだと思います。
回答者:20代 男性
本で出逢った名言・名セリフ
トンネルを抜けるとそこは雪国だった
雪国 より
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