何本も道があると、どの道を進めばよいか分かりにくい | 本で出逢った感動の名言

未徹在
著者: 栗山 英樹
ISBN:4584136866 / 発売日:2015-11-21
出版社.: ベストセラーズ

この言葉は北海道日本ハムファイターズ、栗山英樹監督が西川遥輝選手に送った言葉です。西川選手が私と同年代ということもあり、そういったせんしゅに対する接し方考え方が集約されているということでピックアップさせて頂きました。

西川選手は、本書の出版年に盗塁王のタイトルを目前にしていたのですが、栗山監督はシーズン終盤二軍に降格させました。その理由が、ここで無理に使い続ければタイトルは獲れたとしてもその先の彼の野球人生にどう影響を及ぼすのかを考え、現状で満足して欲しくないという願いが込められていたのだそうです。

さらに彼の場合盗塁だけでなく打撃センスも抜群に有り、そういったセンスが彼の方向性を決定つける際の障害になっているのではと危惧されたのだそうです。これは彼だけでなく多くの野球選手、アスリート、引いては一般の方々にも当てはまることはあるのではと思います。

あれも出来る、これも出来る、だからあれもしたい、これもしたい、このような場面に遭遇したとき確かにどこへ進めばいいか分かりにくいものです。しかし、その場面が重要であれば重要であるほど一本道となって照らされたときに光り輝きます。その後のことは本書には記されていませんが、その先へ進むには相応の強い信念や覚悟が必要であると思います。おそらく西川選手自身もその覚悟を持ってシーズンに臨み、昨年のような素晴らしい成績を収めたのだと思います。

本書全体のテーマでもあるのですが、最善を常に模索し続ける「未徹在」の在り方がこの言葉には集約されていると思い、自分もこの精神を忘れない為のきっかけになった非常に重要な言葉です。

回答者:20代 男性

本で出逢った名言・名セリフ

何本も道があると、どの道を進めばよいか分かりにくい

未徹在 「組織のなかのリーダー」の在り方 より

未徹在
著者: 栗山 英樹
ISBN:4584136866 / 発売日:2015-11-21
出版社.: ベストセラーズ

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