「女の子は泣いちゃいけないよ。なんでもじっと我慢しなけりゃ。」「泣いてるとご飯の支度が遅くなるからさ。」 | 本で出逢った感動の名言
私の大好きな女性、沢村貞子さんのエッセイに出てくる言葉で東京の下町で貧しくも毅然として生きておられた沢村さんのお母さんの言葉です。
女性蔑視だとか時代錯誤だとか難しいことはわからないけれど、私は愛する家族のために働いてるんだという誇りが芯にある方の言葉だなと心に残っています。とても働き者で苦労を当たり前のことと割り切って生きていらっしゃる潔さに惚れ惚れします。
どんなにつらいことがあってもメソメソ泣いてばかりはいられません。旦那も帰ってくるし、子供がお腹すかせて待ってる・・・さあ涙を拭いてご飯の支度を始めようといった毎日を繰り返して来られたのでしょうか。泣いてる娘をたしなめるときにそんな日常から出たシンプルな台詞だったんでしょうね。
泣いてる子をよしよしつらかったねとあやすだけの子育てではなく、最後にこんな台詞をさらりと言えたらいいなと思います。
回答者:50代 女性
本で出逢った名言・名セリフ
「女の子は泣いちゃいけないよ。なんでもじっと我慢しなけりゃ。」「泣いてるとご飯の支度が遅くなるからさ。」
私の浅草 より
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