働くということの価値観、変えてみませんか? | [書評]「週4時間」だけ働く。
週5日、一日8時間以上働くのって、働き過ぎでは?
現代の日本では、週5日働き、平均8時間以上は会社で仕事をする、というのが働き方のスタンダードになっています。
そして、それが常識になっている人は、まず、この本のタイトルを見ただけで呆れるはずです。
「週4日」だけ働く。ではありません。
「週4時間」だけ働く。です。
実際私も、本のタイトルをメモする時に間違えました。
一日4時間だけ、ならまだ話は分かる。けれど、「週4時間」というのはどういうことなのでしょう。しかし、そんな方でも実際にこの本を読むと多分こう思うはずです。
「週4時間は大げさでも、週一日だけ働く、ならできるかも」
週4時間への道
「週4時間だけ働く」ということがなにを現しているかというと、それは「究極の削ぎ落とし」です。つまり、自分がやるべきことだけをやり、やらなくても良いことはやらないようにする。
本文を引用すると
本当に重要なことをすることを避けるため、どうでもいい仕事を作りだしていないか?
これは、会社で仕事をしている方なら、ギクっとする言葉なのではないでしょうか。
本当に自分がやらなければならない生産的な仕事というのは、実はそれほど多くありません。仕事の大半は、「実はやらなくてもいいこと」です。
それを全て削ぎ落として、自分がやらなければならない事をやる。それが本当の仕事の本質であり、週4時間だけ働く方法への第一歩です。
では削ぎ落としたあとはどうすればいいのか。それは、ここでは紹介しきれません。とにかく分厚い本なので、実際に読んでいただき、実践していただくことが大事です。
本書を引用すると
「いつかやろう」は一種の病であり、あなたの夢は墓場まで持って行かれて実現することはなくなる(中略)今、それをやろう。途中でコースを修正するのだ。
究極のライフハック本
本書に書かれているのは、仕事をどんどん削ぎ落とし、本当にやるべきことだけをする方法です。そして、その結果、仕事をする時間を極限まで減らすのです。
週4時間は大げさでも、週一日だけ働けばいいなんて、夢のようだと思いませんか?