ワタシね、犬のマネをして生きてみたことがあったの。犬がうらやましかったから。飼い主さんは、お散歩に行くとき、しっぽをフリ… | 本で出逢った感動の名言
本で出逢った名言・名セリフ
ワタシね、犬のマネをして生きてみたことがあったの。犬がうらやましかったから。飼い主さんは、お散歩に行くとき、しっぽをフリフリさせる犬を嬉しそうに見てた。だからワタシ、やってみたの。ホントは、木登りしたいのに、フリスビーを追っかけてみたの。ホントは日向ぼっこしていたいのに、庭を駆け回ってみたの。
そしたら、飼い主さんは、喜んでくれた。いっぱい撫でてくれた。いっぱいご飯くれた。いっぱい、抱っこしてくれた。いっぱいエライぞ!って褒めてくれた。でもね、ほんとうはイヤだったの。ほんとうは、すごくつらかったの。でも嫌われるのが怖くて、やめられなかったの。
ある日、思ったの。ワタシ、何やってるんだろうって。ワタシ、ネコだもん…。ワタシ、ネコだから、やめたの。飼い主さんを楽しませたくて、喜ばせたくて、いっぱいやったこと、全部やめたの。そしたらね、そしたらね…。飼い主さんは、もっとかわいがってくれた。もっと大事にしてくれた。
ワタシは、もっと幸せになれたの。ワタシが、ワタシらしく。ネコがネコらしくいられたの。ワタシ、ネコでよかったんだ。
ネコになってしまえばいい より
そのセリフに感銘を受けた理由
この本を手にしたとき、仕事や転職で、すごく悩んでいた時期でした。猫がすごく好きで、写真がかわいかったというのと、私自身猫になりたいと思っていたからです。猫は自由。飼い猫だったら好きな時に、好きな事をして。遊んだり、お昼寝したり。
この言葉は本の最後に出てくるエピソードです。心理カウンセラーさんが、考えた言葉。犬と一緒に暮らしている猫。猫も1番になりたいって思った。それでも、ネコらしく生きることを選ぶ。すると飼い主さんが喜んでくれ、一緒に暮らしていた犬は、ネコが羨ましいと言います。ネコパンチをしても飼い主さんは怒らない。でも犬は、お手をして、待てをしないと餌が食べられない。ネコが羨ましい。
ネコはネコの良さ、犬は犬の良さがある。人間も同じだということを言っている。個性があって当たり前。苦手なことは苦手と言っていいのだし、仕事が忙しい時は断ってもいい。「誰かと同じように生きるのが、当たり前」ではないということを教えてくれる。そんな本です。心が少しだけ、ほっこりし、楽になりました。
回答者:30代 女性