サッカーの名門中学校で部活動をしていた背の低さがコンプレックスの主人公・風祭将は、三軍にいながらも雑用をこなしながらいつの日か思いっきりサッカーが出来ることを夢見て日々頑張っていました。しかしいつまで経っても二軍にすら上がれず、ついに彼は転校を決意します。転校先の弱小サッカー部で、周りに白い眼を向けられながらも将は前だけを見据えてひたむきに努力を続けます。

そんな小さな背中に少しずつ心を動かされ始めるチームや人間関係がとても面白いです。何があっても諦めない将に、私は何度も励まされました。「諦めなければ不可能なことはない」。自分の夢や目標にあきらめかけた時、将の努力やプレーを思い出すと、また明日も頑張ろうと前向きな気持ちになり、何度も読み返したくなる漫画です。

単行本は２４巻、文庫版は１５巻で完結しますので、読みやすいと思います。

回答者：20代 女性