咲くもよし、散るも吉野の山桜、一生は、旅の山路と思うべし、平地は少し、坂道たくさん | 本で出逢った感動の名言
本で出逢った名言・名セリフ
咲くもよし、散るも吉野の山桜、一生は、旅の山路と思うべし、平地は少し、坂道たくさん
八ヶ岳・やまびこ不動産へようこそ より
そのセリフに感銘を受けた理由
この物語は、主人公が人生に挫折し、死ぬ場所を求めたように見知らぬ街の八ヶ岳へと流れ着きました。行き倒れのところを助けてくれたやまびこ不動産の社長の元で働くことになります。その仕事で出会った様々な人たちと接していくうちに、生きることへの希望を見出していく心温まるストーリーです。
この言葉は、物語の中で職場の同僚が語った台詞の1つです。作中に何度となく出てくる道歌の1つですが、人生を山桜や旅路に例えていて、テレビドラマの『水戸黄門』の歌詞のように感じました。
人生の苦しさの中にある桜の花のような穏やかな日々を楽しむ心の余裕や、人生の応援歌みたいで何か壁にぶつかった時に自分を元気付ける心強い言葉になっているから好きな台詞です。
回答者:40代 女性
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