「これからはなるべく言葉にして、自分の気持ちや考えが相手に伝わるように話そうって思ったんです。そういうのは苦手でした… | 本で出逢った感動の名言

ふたつめの庭
著者: 大崎 梢
ISBN:4101201811 / 発売日:2015-10-28
出版社.: 新潮社

本で出逢った名言・名セリフ

「これからはなるべく言葉にして、自分の気持ちや考えが相手に伝わるように話そうって思ったんです。そういうのは苦手でした。でも『苦手』のひと言で片付け、結局は逃げてただけです。相手のことを考えてなかったんですよ。花村さんに対しても失礼なことをしてしまいました。おかしな噂が広まっているのに気づいていながら、そのうち鎮まるだろうとほったらかしにした。別れた妻について……」

ふたつめの庭 より

そのセリフに感銘を受けた理由

この本を読んだ当時、私は自分が考えてることや考えを自分の中に秘めたまま相手に伝えずに消化してしまうことが多々ありました。しかしこの本を読んでから私も自分の考えをしっかりと表に出し真っ向勝負していこうと思ったからです。自分のそのときの状況とこの本の中で起こっていることがすごく似ていて共感できるところが多く、このセリフ全体をとても好きになりました。

この本の筆者さんがどのような気持ち、考えで書いていたかはわかりませんが、自分なりに頭の中でイメージしてこのような大人の人でも「今自分が考えているようなことを考えたり思いついたりするんだな」とも思ったりしました。このような理由から私がこのセリフを好きな理由です。

回答者:20代 男性

ふたつめの庭
著者: 大崎 梢
ISBN:4101201811 / 発売日:2015-10-28
出版社.: 新潮社

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