人が死すべきさだめにあるかぎり避けられないこととはいえ、少なくともこれ以上、戦いで仲間を失うようなことだけは避けたいと思う | 本で出逢った感動の名言

ロードス島戦記〈5〉王たちの聖戦
著者: 水野 良
ISBN:404460407X / 発売日:1991-02
出版社.: 角川書店

本で出逢った名言・名セリフ

人が死すべきさだめにあるかぎり避けられないこととはいえ、少なくともこれ以上、戦いで仲間を失うようなことだけは避けたいと思う。

ロードス島戦記〈5〉王たちの聖戦 より

そのセリフに感銘を受けた理由

もう結構な大人なんですけど(笑)

この本、というかライトノベルというか、発売時点で結構な大人でした。間違いなく成人してたんじゃないかしら?とも。ぎりぎりまだティーンだったのかしら?

とはいえ、この本の書評。たしか「本の雑誌」で誰かが『子供向け小説とかファンタジー小説とかってバカにしてるやつはだいたいその本を読んでない』(意訳)と一刀両断していて、該当本を賞賛していたのです。

それを忘れられません(笑)

他にもロードス島戦記と冠している本はいくつもありますが「王たちの聖戦」はそれだけで中篇三本分のひとつの小説本として成り立っている、というのが一般的な評価でもあるでしょう。わたしもそう思うのです。

ファンタジー小説で不老不死といわれていようが、人間とカタチが違う妖精的ヒトと違うもの、だいたい出て繰るのですが。結局一般的な日本人と、そとの国のひと、のような違いくらいなもので生きている「命」であることは変わらず、そして言語が違うとしてもやはり「交流可能である」ということで、交流できるから戦いもするし、通じ合いもする、その普遍的なことを延々いっていて「友達になれる家族になれる、だからそのひとを失いたくない」だから「戦う」ってまぁ矛盾するんですけれど。

そういうことを一生懸命「わかいひと」にむけて、そういうことなのだ!と熱く語れるのはやっぱり「大人」だからで「大人がそれをわかっている」っていうことをどうにかして次の世代に伝えたい、そんな本です。迎合するわけではなく。

回答者:40代 女性

ロードス島戦記〈5〉王たちの聖戦
著者: 水野 良
ISBN:404460407X / 発売日:1991-02
出版社.: 角川書店

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