女子大生と学ぶAI | [書評]人工知能は私たちを滅ぼすのか 計算機が神になる100年の物語


コンピューターが進化することによって、さまざまな問題が解決される一方で新たな問題も発生していき、過去から未来までの物語が綴られており、人工知能が独自に進化していき、その先に何が待っているのか、とても興味が湧く内容と言えます。

本書は、将来IT業界の問題になるであろう人工知能の未来について書かれている物語です。

ITの専門家が過去からのコンピューターの歴史をひも解いていくといったものであり、勉強しながら読んでいくことができ未来についても書かれていますから読者の方も未来を想像しながら読んでいくことができます。

未来を書いた作品でもありますので必しも真実とは言えませんが、あらゆる未来の一部が垣間見えて、コンピューターが進化し続けるとこういった未来の世界が待っているのだと感心させられるでしょう。

物語の主人公も女子大生という設定でアシスタントのデバイスと一緒に過去を学んでいきますので、コンピューターに明るくない方でも読みやすいです。

この本の著者はロボットやAIを含んだIT製品の設計と開発を支援していたこともあり、しっかりとした内容となっていますのでロボットなどにも興味がある人にとっても興味深いです。

SFのように感じられるかもしれませんが、今後の未来の形によっては我々の働き方や生活も劇的に変化していく等色々と考えさせてくれます。


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