自分の出来事は世界から見たらほんのささやかな一瞬の出来事に過ぎないと思わせる一冊 | 読むと旅に出かけたくなる本
自分の出来事は世界から見たらほんのささやかな一瞬の出来事に過ぎないと思わせる一冊
NO TORAVEL NO LIFE より
この本を手に取った理由は一枚の写真でした。その写真は、貧しそうな国の無機質な壁の前で、鮮やかな青の車の前でバケツを持つ赤い服を着た女の子の写真でした。
私はどこの国の誰の写真かもわからないこの画像を、当時辞めたがっていた会社のPCのデスクトップの画像に設定しました。いつか、長い休みがとれたらこんな国に一人でふらっといって私も写真を取りたいと思ったのです。
この本には、それを実現することが誰でも容易にできるんだという言葉と心を動かす写真がたくさん詰まっています。何もかも投げ出したくなる衝動が生まれる一冊なので、私はあまり開きません。が、遠くの国へ旅行に出るときや何か新しいことを始まる前には必ず開いてしまうリセットボタンのような一冊です。
回答者:20代 女性
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