誘拐犯から育てられた主人公の育った街が美しすぎる | 読むと旅に出かけたくなる本

八日目の蝉
著者: 角田 光代
ISBN:4122054257 / 発売日:2011-01-22
出版社.: 中央公論新社

誘拐犯から育てられた主人公の育った街が美しすぎる

八日目の蝉 より

角田光代さんの代表作で、小豆島が舞台となりますが、決して旅行本ではありません。誘拐され、そのまま誘拐犯を親と思い育った主人公が、生まれ育った街を見に行くストーリーなのですが、小豆島の描写がすごくリアルで、行ったことはなかったのですが、頭の中で情景が浮かぶような表現力に驚きます。

本当にこの風景なら本当に素晴らしい所だと思い、つい確かめに行きたくなるような書き方で、私もついには足を運んでしまいました。実際にも本当に本の描写のまんまの風景で、癒され、周りにもたくさんの島々がありますが、ほどよい大きさですので、そこまで不便でもないですし、ぜひまた来たいと思いましたし、来る前には絶対にもう一度、この本を読もうと思いました。

回答者:30代 女性

八日目の蝉
著者: 角田 光代
ISBN:4122054257 / 発売日:2011-01-22
出版社.: 中央公論新社

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