誘拐犯から育てられた主人公の育った街が美しすぎる | 読むと旅に出かけたくなる本
誘拐犯から育てられた主人公の育った街が美しすぎる
八日目の蝉 より
角田光代さんの代表作で、小豆島が舞台となりますが、決して旅行本ではありません。誘拐され、そのまま誘拐犯を親と思い育った主人公が、生まれ育った街を見に行くストーリーなのですが、小豆島の描写がすごくリアルで、行ったことはなかったのですが、頭の中で情景が浮かぶような表現力に驚きます。
本当にこの風景なら本当に素晴らしい所だと思い、つい確かめに行きたくなるような書き方で、私もついには足を運んでしまいました。実際にも本当に本の描写のまんまの風景で、癒され、周りにもたくさんの島々がありますが、ほどよい大きさですので、そこまで不便でもないですし、ぜひまた来たいと思いましたし、来る前には絶対にもう一度、この本を読もうと思いました。
回答者:30代 女性
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