「旅行」ではなく自分の日常になるガイド本 | 読むと旅に出かけたくなる本
「旅行」ではなく自分の日常になるガイド本
京都でのんびり より
ものすごく、日常に近い観光ガイド本です。この本の中には三つ星レストランも奇をてらったB級グルメも、人で溢れ切ったいわゆる観光名所も出てきません。出てきても、それは筆者の日常にあるありふれたものとして描かれているものだから、なんだか特別なものとしてではなく感じるし、今度は自分の日常へとできるのかもしれません。
実際、この本を読んで、無性に京都へ行きたくなり思い立って旅立ちました。2006年に刊行された本なので、もしかしたら紹介されているものの中には残念ながら無くなっているものもあるかもしれません。でも、それもまた醍醐味だと思うのです。
ぜひこの本を片手に京都へ行き、自分のものとして京の町をお散歩するようにのんびり歩いてみてはいかがでしょうか。
回答者:30代 女性
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