ビンボー旅行で世界を旅した筆者の日常が面白い | 読むと旅に出かけたくなる本
ビンボー旅行で世界を旅した筆者の日常が面白い
ホテルアジアの眠れない夜 より
グラフィックデザイナーの蔵前仁一さんが、バックパッカーとしてアジアを旅した時の出来事をつづったエッセイです。一泊100円以下のような安宿に泊まりながら1年以上の長旅を続けているのが、私にとってはカルチャーショックで何度も読み返しました。
お湯も出ないようなシャワー、シーツも換えていないようなベッドという安宿に自分が泊まれるかと言ったら無理かもしれないけど、1年以上も自由に旅を続けているのには憧れました。現地の人だけでなく旅行者とのやり取りも面白くて、旅って言うのは色々な人に出会えるのが面白いんだろうなと思いました。
蔵前さんが描くイラストも親しみやすくて好きです。この本に出てくる「1日1事(ワンデイ・ワンスイング)」の言葉は、焦りがちな毎日でふとつぶやいてみる言葉です。
回答者:30代 女性
あわせて読みたい