北海道空知の空と緑、ワイン、パン。その光景が目に浮かび、行ってみたくなる | 読むと旅に出かけたくなる本
北海道空知の空と緑、ワイン、パン。その光景が目に浮かび、行ってみたくなる
ぶどうのなみだ より
「これ以降、何事にも折り合いをつけず、「これでなくては」というものだけを選んで生きていく」と決めた主人公エリカ。そうしたいと思っていても、なかなか難しい選択を、覚悟を決めて行った彼女は、「これだ」と思ったわずかなモノだけが入ったスーツケースを持って、旅に出ます。
その旅の中で北海道ソラチ地方。ソラチは「空知」と書き、青い空と緑が広がる町です。そこでエリカが出会うワイン造りに人生をかけた男性や、そして地元の豊かな食材で作る料理を囲んでの町の人々との交流。
北海道は豊かな食材にあふれる地方として知られていますが、そこに空知の描写が加わると、読んでいるだけでその光景が目に浮かび、どうしようもなく「行ってみたい!」という気持ちにさせられてしまいます。
回答者:30代 女性
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