人との一期一会を感じられる | 読むと旅に出かけたくなる本
人との一期一会を感じられる
キノの旅 より
“キノの旅”に出てくる場所は全て架空のもので、実際にそこに行くことはできません。旅先で主人公のキノは様々な癖や独自の国の法律を持った変わった人たちと出会います。多数決で全てが決まってしまう国、科学の進歩により、話をしなくても心の声が聞こえてしまう国、他にも様々な国に点々と旅を続けていくキノ。
もし自分が旅に出たとしてもそんな人たちにはきっと出会えないでしょう。ですが、旅先でそのような面白い人、変わった人、気の合う人、気の合わない人、様々な人に出会えることは確かだと思います。人との出会いって素敵だな、と感じさせてくれるのがこの小説の魅力なのだと思います。そして、もしもこのキノの世界に自分が旅に出れるのだとしたら。私は“仕事をしなくてもいい国”に行ってみたいなぁ。
回答者:20代 女性
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