速くなれよ、新二 | 本で出逢った感動の名言


本で出逢った名言・名セリフ

速くなれよ、新二

一瞬の風になれ より

そのセリフに感銘を受けた理由

私がこの本を読んで思ったことはあくまで主役は神谷新二と一ノ瀬連なんだけど私の中ではあんまり主張してこない根岸の存在に心惹かれました。新二と連がどんどん成長していく中で根岸はがむしゃらに頑張っているタイプ。新二もがむしゃらに頑張ってるのはわかるんだけど、根に葉っぱが付いてお花が咲いてって感じで、でも根岸は頑張っても頑張ってもなかなか結果着ついてこないタイプ。

そんな根岸がある日、新二に「速くなれよ、新二」というシーンでこのシーンは本当に涙が自然に溢れてきてあれ私泣いてる?ってあとから気づくような純粋な涙が流れてました。これを言った根岸は自分の努力してきたことを考えながら唇を噛み締めながら、本当は俺がこの2人の上に行けてもおかしくないと葛藤しながら絞り出した言葉だど思うんです。

このセリフを読んだ時すごお胸が熱くなりました。大体の人は根岸みたいにがむしゃらに頑張ってもこれ以上は伸びないよって痛感しながら生きていると思います。同じチームでもライバルでもある同い年の子にこんな言葉がかけられるでしょうか?私は正直そこまで大人じゃないです。

なので読んでいくと他にも素敵なシーンやセリフが出てきますが新二や連が発した言葉ではなく2人を光にあてる部分、根岸の言葉ひとつひとつの中で私の胸をとても熱くした言葉を選びました。

回答者:20代 女性


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