同じ性の母と娘は、年齢も育つ時代も、そして名前も違っている。娘は母のために生きているのではなく、母は娘のために生きてきたわけでもない | 本で出逢った感動の名言


本で出逢った名言・名セリフ

同じ性の母と娘は、年齢も育つ時代も、そして名前も違っている。娘は母のために生きているのではなく、母は娘のために生きてきたわけでもない。

母が重くてたまらない より

そのセリフに感銘を受けた理由

母親は自分の娘を自分の分身、あるいは自分自身の生き直しとして見てはいないだろうかと思います。特に母親自身の人生が思い通りにならなかったり、夫婦関係が悪かったりする場合、それは顕著に表れます。

娘の意見や感情を無視して自分の思いを押し付けるなど、娘を私物化してしまいがちです。娘がそれに対して、嫌な思いをしていることにも気づかず、娘の心を傷つけていることにも鈍感です。そのような母娘関係がとても多く、娘たちは苦しんでいます。

「娘は母のために生きているのではなく、母は娘のために生きてきたわけでもない。」という臨床心理士である作者からの明確な言葉のおかげで、誰にも話せない母への重い感情を持つ多くの娘たちが楽になれると思います。

回答者:40代 女性


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