男性社員は、自分の能力が開発されるのを待ってなどいない。もう自分は十分できるのだ、といつも考えている。そしてたいていの場合… | 本で出逢った感動の名言


本で出逢った名言・名セリフ

男性社員は、自分の能力が開発されるのを待ってなどいない。もう自分は十分できるのだ、といつも考えている。そしてたいていの場合、彼らは正しかったーちょうど私の弟のように。これに対して女性社員は、新天地に移ることや新しい課題を探すことにおおむね慎重である。「素晴らしいチャンスだと思いますが、私は一度もそういう仕事をしたことがないのですが」と言った返事を何度聞いたことだろう。そうした返事を男性社員から聞いたことは、一度もないとは言わないが、ほとんどなかった。

LEAN IN より

そのセリフに感銘を受けた理由

人事考課の自己評定をするときに、いつも悩んでいたのです。自分はこの職務を十分行えていたし、成果も出していたのだけれども、でもそれが上司から見たら当たり前であって、「普通レベル(C)」という評価が妥当なのでそう自分で評価すべきなのか、それとも「期待以上にできた(AまたはB)」をつけても良いのかということに。

でもこの本のこの節を読んで、「女性の多くは自己評価が低すぎるのか!著者のシェリルでさえそうなのか!」と衝撃を受けたのです。その後、私の主人に「今回の人事考課はどういう自己評定をしたの?」と聞いたところ、「俺は今までS(最上級にできている!)しかつけたことはない」と言われて、この本に書いてあったことは本当なのだと感じるとともに、今後の自己評価は今までより高めにつけるようにしたのです。

すると上司は、低い目につけたものを高く修正はしてくれないのに、高くつけたものはそのままか、あるいは普通レベルに修正し始めたのです!女性の皆さんが、「どうか自己卑下しすぎないように」という教訓もあり、私はこの言葉が好きです。

回答者:30代 女性


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