20年くらい前に連載されていた古い野球漫画です。その当時、私も野球をやっていたのですが、怪我をしてしまい野球ができないコンディションでした。そこでなんとなく立ち読みをしている時に出会ったのがこの作品でした。無名の弱小高校が舞台で、過去の過ちに悩む新任の青年監督、また怪我を抱えたスーパー1年生を中心にストーリーが展開されていきます。

両者が、一回諦めた甲子園に、厳しい現実の中、再度立ち向かう姿にすごく心が熱くなりました。自分も怪我を早く治してもう一回頑張らなければ、と奮い立たせてくれたのをよく覚えています。また、他の野球漫画のようにエース、4番だけがクローズアップされているわけではなく、他のメンバーの描写も丁寧に描かれていて、野球は一人、スーパースターがいれば勝てるのではなく、全員で頑張っていくチームプレーが大事、ということを改めて学ばせてもらった漫画です。

回答者：40代 男性