【いないボクは蛍町にいる】切ないけれども眩しいパラレルストーリー | おすすめ漫画感想
全二巻でさっくりと読むことができます。小学6年生の健と卓哉はとても仲のいい友達であったが、ある日卓哉は交通事故で亡くなってしまいます。友人の死によるショックで何もやる気の起きない健。
そんなある日、偶然見かけた蛍を追いかけていくうちに、自分の住む町とよく似た町にたどり着きます。そしてそこには死んだはずの友人卓哉が。あたたかくほっこりする絵柄で物語は進んで行くパラレルワールドストーリーです。
卓哉のいない自分の住む町での時間、卓哉のいる自分のいない町での出来事を通し成長していく健の姿はとてもキラキラした一瞬一瞬を切り取っているようです。読後感はちょっぴり切なく、けれども温かい気持ちになることができるお勧めの作品です。
回答者:20代 女性
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