【ワイルドマウンテン】絵とストーリーのギャップに戸惑いながらもハマります。そして訪れる衝撃のラスト! | おすすめ漫画感想

ワイルドマウンテン 1
著者: 本 秀康
ISBN:4091883621 / 発売日:2004-06-30
出版社.: 小学館

東京都中野区に落ちた隕石がきっかけでできた大きな山。それがワイルドマウンテン町で、主人公の菅は町長を勤めながらも実はその隕石が落ちた原因が地球防衛軍時代の自分のミスであることを隠しています。

そんなユニークな設定で、ポップで絵本のような絵柄にも関わらずキャラクター一人ひとりはシュールで個性豊か。思わず吹きだしてしまうようなギャグシーンが基本的には続くのですが、ストーリーが後半になるにつれて、菅の秘密がばれそうになったり、宇宙人の地球侵略騒ぎであったり、とギャグの間からだんだんとシリアスな展開になっていきます。

そこで、序盤のギャグの中に織り込まれた小さなシーン一つひとつの伏線が明かされていく様は圧巻で、最終回の衝撃的なラストには思わず感動せざるを得ません。この漫画に出合えて本当に良かったと思える名作です。

回答者:20代 女性

ワイルドマウンテン 1
著者: 本 秀康
ISBN:4091883621 / 発売日:2004-06-30
出版社.: 小学館

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