【どんぐりの家】重複障害について理解しやすい作品 | おすすめ漫画感想

どんぐりの家
著者: 山本 おさむ
ISBN:4091837638 / 発売日:1995-11
出版社.: 小学館

難聴と知的障害をもった子供が、入所施設にて成長していく様子を描いた作品になります。知的障害があるだけでも、他人への自分の意思の伝達が難しい中、難聴も併せ持っているため、本人の葛藤もそうですが、周囲がどの様にコミュニケーションを取っていこうか、必死に試行錯誤している様子が、感心させられます。

お互いの葛藤があり、少しずつお互いが理解でき、コミュニケーションが取れる様になっていく様子は、大変感動させられます。本書は、障害児に関わる専門家の方は勿論のこと、障害児の子育てに悩んでいる方には、是非読んで頂きたい1冊です。

また、障害者理解を深めるという意味では、障害者との関わりに感心を持っている方の入門書としても、良い作品かと思います。

回答者:40代 男性

どんぐりの家
著者: 山本 おさむ
ISBN:4091837638 / 発売日:1995-11
出版社.: 小学館

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