この作品は、まさにドメスティックな内容となっています。冒頭から年齢制限をかけなければならないような、子供には見せたくないような作品です。まさかまさかの展開や次の話が気になる！といった終わりをみせてくれます。その度に自分の中で考察をしてしまうんですが、次の巻ではいきなりそれに触れるのではなく、優しく入っていって読者を混乱させないアイデアがあると思います。

次回予告もかなり次の話を匂わせることを言うのですが、実際読んでみるとそこまでの予告ではないんですね。実際に読んだら10倍は驚かされ、もれなく気になる感情をダイレクトに、気付けばあと数ページといったことも多数。

高校生の恋愛観をここまでリアルに人間味を出して、描けるものなのだなと思いました。

回答者：10代 男性