【火の鳥(鳳凰篇)】芸術の純粋性を感じさせてくれる感動作品 | おすすめ漫画感想
生まれつき障害を負ってしまった主人公ガオウそれによって様々な差別いじめに会い人殺しの盗賊にまで身を落とす。人を殺す事傷つけ事を何とも思わない人間だったガオウだが、しかし、不思議な女との出会いそして別れ、仏教、そして師との出会いによって少しづつその心が清められていく。
人を傷つけてばかりだったガオウが目覚めた芸術の、その天性の才能で逆に人々の心を救って行く過程、真理に目覚めていく道程は漫画を超え、哲学的でさえある。対置的におかれたキャラクター、あかね丸との対比も絶妙である。壮大なスケールで描かれる漫画を超えた作品ともいえる火の鳥シリーズの中でも手塚治が最も気に入っていると言ったこの作品。
漫画だけでなく芸術全般を愛する人々にぜひ読んでもらいたい作品。
回答者:30代 男性
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