【柔道部物語】ある意味最高の「部活マンガ」 | おすすめ漫画感想
著者の小林まことさんが実際に高校時代柔道部に所属していたため、練習風景が実にリアルです。読んでいると、汗臭い臭いまで感じる程です。吹奏楽部を希望していた主人公、三五十五が半分騙されて柔道部に入るところから始まります。最初はかなりコメディ色が強いです。
負けたことで三五が発奮し、本気で柔道に取り組むあたりからストーリーが走り始めます。少年漫画の王道である「主人公がだんだん強くなる」という物語でありながら、それを取り巻く部員たちもライバル校の部員たちも活き活きと描かれています。
中学高校と運動部だった私にとって、読んでいると「あぁ、こういうの分かる」という箇所が結構あって、懐かしい気持ちにもなります。かつて部活を経験した人にも、現在部活をやっている人にもおススメのスポーツマンガです。
回答者:50代 男性
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