【フルーツバスケット】魅力的なキャラクターが繰り広げる、学園コメディの裏にある呪縛のお話 | おすすめ漫画感想

フルーツバスケット
著者: 高屋 奈月
ISBN:4592171616 / 発売日:1999-01
出版社.: 白泉社

私が幼稚園児の時にハマったこの漫画。対象年齢は花とゆめで掲載されているだけあって、もう少し上(中~高生向け?)に設定されているんでしょうが5歳児の私の心もばっちり掴んでくださいました。

なんといってもまず魅力的なキャラクターたち。主人公の透は同じ女から見ても嫌味のない健気な女の子。同じ家に住む学園の王子様的存在だけど本当はズボラな由希。喧嘩っぱやくてぶっきらぼうだけど、本当はとても透を大切にしている夾。ムードメーカーでおちゃらけてるけど誰よりも影がある保護者的存在の紫呉。草摩家の方々たちも、凄く魅力的で個性的。そしてなんといっても、明るい学園生活の裏で起こっている彼らの苦悩。ほのぼのするだけではなく、どこか考えさせられる漫画になっています。

最近20歳を超えてもう一度読み直したんですけど、やはり違う視点で読めるようになっていて何回読んでも飽きない、何度読んでも泣いてしまう、そんな作品になっています。可愛い女の子、かっこいい女の子、可愛い男の子、かっこいい男の子、不器用な子、素直な子、大人な人、子供っぽい人。なんでも出てきます。

きっとみなさんのお気に入りの子が見つかると思います。ぜひ、おすすめしたいです。

回答者:20代 女性

フルーツバスケット
著者: 高屋 奈月
ISBN:4592171616 / 発売日:1999-01
出版社.: 白泉社

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