【バガボンド】人生とは何か?答えを探している人必見!宮本武蔵の生き様に心打たれます! | おすすめ漫画感想
この本は宮本武蔵を主人公とした物語。13歳の時に初めて大人に決闘を申し込み、勝利してから鬼と呼ばれ続けるが、自分の信念を曲げず唯一無二の存在となるべくして強者を求めて村を出る。人は何の為に生まれ、何の為に死んでいくのか。その答えを探しつつも自分という存在を世間にアピールする為にも必死にもがき続け、1日1日を全力で生き続けた宮本武蔵の一生を描いた作品です。
現代に置き換えても学ぶことが多く、特に私が好きなシーンが武蔵が放浪中に決闘に勝ち続け慢心していた頃、ある日山で釘を貫通するまで踏んでしまう。そこで大抵の人は運が悪いとか釘が落ちていることを責めると思うが、武蔵は自分を責め何故か急に崖を登り始める。
高い高い崖で疲弊しきった頃にやっと頂が見え登りきる。そしてふと周りを見渡した時に、他に高い崖がいっぱい立ち並ぶの見て、「俺はまだこのレベルか」とまだまだ世の中には強者がたくさんいると自分に置き換える向上心の高さ。そしてストイックさ。それぞれ共感するとこは違うと思いますけど、人生の教科書になる作品です。
是非一度見て下さい。何回も読みたくなりますから。私も人生に行き詰まる度に読み返してます。気になった方は今すぐ本屋さんへ。
回答者:20代 男性
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