花束のような蝶達を描こう。いい絵にしよう。そしてあなたに贈ろう。お金のかかった大袈裟な花束の代わりに。絵は枯れないもの。… | 本で出逢った感動の名言
この作品はふたつの話が一冊にまとめてある本です。ひとつめの話はひとりの少女が校舎から飛び降り自殺するところから始まります。主人公は飛び降りの瞬間を目撃した男子高校生。自殺の真相を明らかにしたいと言い主人公に接触してきた「変人」由良。彼らが導き出す真実は…。
そして、ふたつめの話にこのセリフは出てきます。こちらの話はひとつめの話で亡くなった少女が主人公。彼女が最後に言う言葉がこのセリフです。彼女が逆境に耐えながらどう生きていたか、どんな夢を抱いていたのか。そのすべてが詰め込まれたセリフです。
ひとつめの話を読んでからこのセリフを読むとその儚さに胸が締め付けられる様に感じます。私はこのセリフに「死」というもののなかに、それにより断たれたものや果たせなかった夢があると教わりました。暖かくて、とても淋しいセリフです。
回答者:20代 女性
本で出逢った名言・名セリフ
花束のような蝶達を描こう。いい絵にしよう。そしてあなたに贈ろう。お金のかかった大袈裟な花束の代わりに。絵は枯れないもの。それで、あなたが少しでも喜んでくれたら、嬉しい。
プシュケの涙 より
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