悪意を持つのは、その悪意を自覚したからだ。それは、自覚して、失くすことも出来る。けどね、そんなつもりなくやってしまうのは… | 本で出逢った感動の名言
このセリフは主人公である秀美が発言した一言でクラスメイトを傷つけてしまうのですが、その件を祖父に話した時に秀美は「そんなつもりじゃなかったんだ」と言います。そんな秀美に対して祖父が言った言葉です。
そんなつもりじゃなかった、悪気は無かったという言葉はよく聞きますが、悪気が無ければ他人を傷つけても良いのかという疑問をいつも抱いていた私にはこの文章は合点のいくものでした。悪意の無い発言で傷つけられた人は、第三者の「あの人は悪気があって言ったわけではないから」というフォローに泣き寝入りしなければいけない事が多いと思います。
そんなつもりじゃなく発言した人をどう理解すれば良いかわからなかったけれど、「性格が悪い」では片づけられずモヤモヤしていた気持ちは「鈍感」という言葉にスッキリしたことを覚えています。
人に気持ちに鈍感な人、他者よりも自分の気持ちを常に優先させている同情すべき人、このように考えることが出来た時にやり場のない悲しみや落胆を上手く自分の中で消化することが出来たのです。
回答者:30代 女性
本で出逢った名言・名セリフ
悪意を持つのは、その悪意を自覚したからだ。それは、自覚して、失くすことも出来る。けどね、そんなつもりなくやってしまうのは、鈍感だということだよ。賢くなかったな、今回は。
ぼくは勉強ができない より
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