「私、いい恋人だった。今日まで楽しかった?」 | 本で出逢った感動の名言

ぼくは明日、昨日のきみとデートする
著者: 七月 隆文
ISBN:4800226104 / 発売日:2014-08-06
出版社.: 宝島社

最初は、普通の恋愛話だと思っていました。いきなりの一目ぼれで、いきなりの告白で、そんなシチュエーションが本当にあったらいいのに位に思っていました。でも、気の合い方や一瞬を大切にしようとする姿に、違和感を感じました。そしたら、この二人の時間の流れは反対方向に流れていたのです。

そんなの、切なすぎる、悲しすぎる、一方は大人になっていき、一方は子どもになっていくなんて、一瞬のすれ違いだけで、これからその思い出だけを大切に生きなければいけないなんて、できないと思いました。でも、二人は、その一瞬を大切に心の中に刻むように過ごしていくのです。

二人の過ごす日々が、重なるごとに切なさがこみあげてきて、もっと一緒にいさせてあげて欲しいと思いました。「私、いい恋人だった。今日まで楽しかった?」の中に、愛美の気持ちが全部詰め込まれているようで、とても感動して、涙が止まりませんでした。

回答者:40代 女性

本で出逢った名言・名セリフ

「私、いい恋人だった。今日まで楽しかった?」

ぼくは明日、昨日のキミとデートする より

ぼくは明日、昨日のきみとデートする
著者: 七月 隆文
ISBN:4800226104 / 発売日:2014-08-06
出版社.: 宝島社

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