だってあたしさ、ぜんぜんこわくないんだ、そんなの。無視もスカート切りも、悪口も上履き隠しも、ほんと、ぜーんぜんこわくない… | 本で出逢った感動の名言
高校時代の葵がずっと放課後一緒にいた、ナナコの言ったセリフです。葵は中学の時にいじめられて、いじめが怖くて違う土地に引っ越し、高校生活をスタートするのですが、一匹オオカミのようなナナコに出会い、少しづつ心が解き放たれ、いじめが怖かったことをナナコに言ったときに、ナナコが葵に返してくれた言葉です。
いじめの中に大切なものはないと言ってくれた、その度胸と大きな器を感じる優しさ。もし私が葵だったら、涙が止まらないだろうと思いました。
いじめを受けたことがあると、怖くて人と混じり合うのは避けたいと思うと思うのですが、大切なものは他にあって、それは私たちの友情の中にあるんだよと言ってくれてる気がして、葵、良かったね、と思いました。
今、いじめを受けている人がいたら、そんな言葉をかけてあげる人がいたら、この世界は変わるかもと思いました。
回答者:30代 女性
本で出逢った名言・名セリフ
だってあたしさ、ぜんぜんこわくないんだ、そんなの。無視もスカート切りも、悪口も上履き隠しも、ほんと、ぜーんぜんこわくないの。そんなとこにあたしの大切なものはないし
対岸の彼女 より
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