この台詞でハッとしました。普段何気なく喋っている会話の中でこれはどういう意味かと聞かれたとき。ぼんやりとしたイメージは伝えられるが、相手にも理解できるほど詳しく知らないと事が多々あったのです。

ふと会話が噛み合っていないという事があり、自分の伝え方が悪いのではと言う理由には思い至ったものの、どこがどういう風に駄目なのかが分からず、この本書を手に取りました。読み進めていくうちに自身に当てはまる部分が多く、知っているような気がするだけで、殆どが知っているだけの知ったかぶりの状態であることが分かったのです。

それからは、会話にはまだまだ伝える力が足りないですが、何を読み進めるにでも、自身がおぼろげに理解しているだけの言葉は、辞書などを利用し、しっかりと意味を調べるようになりました。

回答者：20代 男性

本で出逢った名言・名セリフ

意味が分からないまま読んだり話したりすると、それを聞いている相手も意味が分からない。そのことを、私はこのとき初めて知りました。

伝える力 より