「今年の夏は新ヨゴで過ごそう。おまえの左脇のあまさは、そのままにしとくと命取りだ。トロガイの家に寄せてもらって、鍛えなお… | 本で出逢った感動の名言

軽装版 炎路を行くもの 守り人作品集
著者: 上橋 菜穂子
ISBN:4037501503 / 発売日:2014-11-18
出版社.: 偕成社

ジグロなりの優しさが感じられる言葉なので好きです。ジグロは守り人シリーズですでに亡くなっているので、バルサとジグロの過去の話は貴重だと思います。

バルサの視点からジグロの話はありましたが、実際ジグロはどんな人だったのだろうと思って読んでみると、ジグロは不器用ながらもバルサに愛情を注いでいたのだと思います。

一方バルサは十五歳の時は今よりももっと不器用でジグロとどう接していいのか分からなくてそれが態度に出てしまっていました。そんなバルサを見て、言葉少ないけれど、ジグロが自分の気持ちを伝える場面が好きです。

本当の親子ではないですが、親が子どもを心配する一場面に見えました。こういう場面をみると、バルサとジグロは家族なのだなと思いました。

回答者:20代 女性

本で出逢った名言・名セリフ

「今年の夏は新ヨゴで過ごそう。おまえの左脇のあまさは、そのままにしとくと命取りだ。トロガイの家に寄せてもらって、鍛えなおしてやろう。」

炎路を行く者 より

軽装版 炎路を行くもの 守り人作品集
著者: 上橋 菜穂子
ISBN:4037501503 / 発売日:2014-11-18
出版社.: 偕成社

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