「お父さん、私は気にしてないよ。エロオヤジでも何でもいいよべつに」「駄目だあ。もううんざりだあッ」 | 本で出逢った感動の名言

夜は短し歩けよ乙女
著者: 森見 登美彦
ISBN:4043878028 / 発売日:2008-12-25
出版社.: 角川グループパブリッシング

夜は短し歩けよ乙女の作者、森見登美彦さんの作品が好きで特にこの本が私は1番好きです。

かなり強気で春画を肯定的に、自信満々に語っていたのに、娘が近くで聞いていたことを知った瞬間、人が変わったような乱れようがなんとも情けなく、「だあッ」なんて言葉がたまらないです。今まで読んだ小説で、だあッなんて見たことなかったし、これほどまでに情景を浮かばせる音に感嘆しました。

森見登美彦さんらしいというか、ユーモアが散りばめらていて、バカバカしくも愛しくて仕方がないのです。娘は多分ほんとにエロオヤジでもなんでもいいんだと思うけど、父親的にはそうもいかないのでしょう。そんな繊細な気持ちが表現されていると感じました。

回答者:20代 女性

本で出逢った名言・名セリフ

「お父さん、私は気にしてないよ。エロオヤジでも何でもいいよべつに」「駄目だあ。もううんざりだあッ」

夜は短し歩けよ乙女 より

夜は短し歩けよ乙女
著者: 森見 登美彦
ISBN:4043878028 / 発売日:2008-12-25
出版社.: 角川グループパブリッシング

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