「お父さん、私は気にしてないよ。エロオヤジでも何でもいいよべつに」「駄目だあ。もううんざりだあッ」 | 本で出逢った感動の名言
夜は短し歩けよ乙女の作者、森見登美彦さんの作品が好きで特にこの本が私は1番好きです。
かなり強気で春画を肯定的に、自信満々に語っていたのに、娘が近くで聞いていたことを知った瞬間、人が変わったような乱れようがなんとも情けなく、「だあッ」なんて言葉がたまらないです。今まで読んだ小説で、だあッなんて見たことなかったし、これほどまでに情景を浮かばせる音に感嘆しました。
森見登美彦さんらしいというか、ユーモアが散りばめらていて、バカバカしくも愛しくて仕方がないのです。娘は多分ほんとにエロオヤジでもなんでもいいんだと思うけど、父親的にはそうもいかないのでしょう。そんな繊細な気持ちが表現されていると感じました。
回答者:20代 女性
本で出逢った名言・名セリフ
「お父さん、私は気にしてないよ。エロオヤジでも何でもいいよべつに」「駄目だあ。もううんざりだあッ」
夜は短し歩けよ乙女 より
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