【書評】『こころ』は、主人公のこころの変化を上手に書いてあります。読む価値あり | 夏目漱石の『こころ』

こころ 坊っちゃん
著者: 夏目 漱石
ISBN:4167158027 / 発売日:1996-03
出版社.: 文藝春秋

現在、私は、43歳です。8歳になる小学校2年生の娘と5歳になる幼稚園年中の息子を子育て中の主婦です。

私が、初めて夏目漱石の『こころ』に出会ったのは、高校2年生の時でした。『こころ』を読むことが、夏休みの宿題になったのです。

親友と同じ女性を好きになった主人公は、親友からその女性を奪うに近いかたちで婚約してしまします。主人公の婚約を知った親友は、自殺してしまいます。主人公は、親友の自殺に罪をいだきながら、生きていくことになります。

私は、『こころ』を3回ほど読みました。現在、トレンディードラマなどで、人の恋人をうばったり、略奪愛などが軽く描写されている中、『こころ』は、主人公のこころの変化が、細かく真面目に書かれていると思います。

「人のしあわせを奪ってまで、人は、しあわせにはなれない。」といっているのでしょう。

回答者:40代 女性

こころ 坊っちゃん
著者: 夏目 漱石
ISBN:4167158027 / 発売日:1996-03
出版社.: 文藝春秋

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