若いうちに成功体験を積んでおく必要がある理由 | [書評]君がオヤジになる前に
つまらない人間=オヤジ
あなたは、こんな人間になってしまっていませんか?
・安定を求めている
・将来に対する不平ばかり口にしている
・不安を打開しようという意思がない
これ全て、「オヤジ」の特徴です。
本書でいう「オヤジ」とは、年齢的なものではありません。
先に上げたような思考になってしまい、そして「思考停止状態」に陥っている人を、成長が止まってしまった「オヤジ」と呼んでいるのです。
「オヤジ」には、20代、30代は愚か、10代の人間でもなる危険性があります。
では、オヤジにならない為にはどうしたらいいのか。
それは、本書を読んで「オヤジ」になってしまう思考を根本的に変えることです。
オヤジにならない思考術
本書では、「思考停止状態」を「オヤジ」と呼んでいます。
では、オヤジにならない為にはどうしたらいいのか。
本書では
「25歳の君へ」
「28歳の君へ」
「32歳の君へ」
「35歳の君へ」
と、各年代別で陥りやすい思考停止状態への警笛を鳴らしています。
(25歳の君へ)
20代で一定の成功体験を重ねておけば、その後の人生で追い込まれたとき、強い自信になる。(中略)何でもいい。若いうちに自分ひとりだけの力だけで成し遂げることだ。
若いうちに成功体験を積んでおくことが、その後も思考を続け、成長を続ける原動力になります。成功体験がない人は、なにかちょっとしたことにつまずいただけで挫折してしまうのです。
(32歳の君へ)
アイディアに価値はない。(中略)いいアイディアが思いつかないから、次の一歩を躊躇する。これが一番、ダメだ。スピードが落ちる
思い切りの良さが失われ、実行力を落としてしまう年代に、ズバリと確信をついています。
オヤジになったら終わり
人は、思考を辞め、実行力を失ったときに、初めて衰えます。
そしてそれは年齢的に若い人にも、十分考えられる現象です。
あなたは「オヤジ」になってしまっていませんか?
もし思い当たる所があるのならば、本書を読んで考え方を根本的に変えることが、「オヤジになる前に」できる最良の行動と言えるでしょう。