[書評]一生食いっぱぐれないためのエンジニアの仕事術


本書は、プロとしてのエンジニアの経験のある著者がプロのエンジニアとして生きていくために必要な様々なヒントを書いた本になります。

これはエンジニアという職に就いたばかりの人や、これからエンジニアという職業を目指している人に向けた内容になりますが、プロとして熟知しているエンジニアの人にとっても楽しめる内容となっています。

序章では、エンジニアという職業の魅力について綴られています。第1章ではエンジニアという職業において基礎を知ることがいかに大切であるかということが書かれ、第2章ではプロ意識を持つことの必要性について書かれています。これはエンジニアという職業だけではなく全ての職業に通じていくこととされてるため、エンジニアではない人にとっても良いヒントになります。

第3章ではエンジニアには日々のレベルアップが必要であると書かれ、第4章ではエンジニアは想像力と創造力が必要になる職業ということが書かれています。「一生食いっぱぐれないためのエンジニアの仕事術」の書評については、文章の作り方が論理的で筋道が立ったものであると評されています。エンジニアになるための心構え、職業に就いた時の心構え、エンジニアとしての特価事項というようなことや、社会人としてのマナー、対人関係についてのテクニックのヒントなどが、著者の経験から様々な例や情報を交えながら、読み手が読みやすくわかりやすく書かれています。

「エンジニアは人間の利益になるように工学を応用する」と言葉にあるように、全体的にエンジニアという職業に就くために必要な処世術というようなことよりも、エンジニアという職業の楽しさやよろこびについてや必要な心構えについて書かれているため、エンジニアという職業に就いたばかり・目指している人にとっては、エンジニアという職業を続けていくための指標となる1冊です。


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