【書評】題名に偽りのないシンプルでわかりやすい経済入門書。 | 世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまで


当時、某有名な経済評論家が帯を書いていたので、購入してみました。経済に興味はあったのですが、全く勉強しないまま大人になってしまいました。大人になったら、新聞やニュースを見ろと言いますが、それらをみても用語や仕組みが全くわからずでした。どうしてデフレが問題になっているのか、インフレを目指すのはなぜかなど様々な意見もあるとは思いますが、理由が分からないままニュースを見ていました。

この本は、吹き出しなども使って丁寧に用語や経済の仕組みについて説明しています。対話式のような感じでとても読みやすいです。それでいて読み終わった後には、過去の経済政策についてどういう理屈で決まっていったのか納得できる本です。

著書は経済政策やその利益・不利益について中立的な感じがします。ですので、偏見なく経済政策について考えることが出来ました。基本的な経済用語がわからない方にはかなりお勧めできる良書です。

回答者:30代 女性


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