【書評】「着たい服」=「似合う服」ではない。自分を見つめ直すきっかけになる一冊。 | 大人の着こなしバイブル


35歳を過ぎたある日、本当にある日突然、鏡に映る自分の姿を見て「あれ?何を着ても似合わない」と愕然としました。この年代って「バリバリ働く」「パートなどでゆるく働く」「子育てに専念」など、女としても「今までみんな一緒、ファッションだって流行に乗っていれば怖くない」レールから降りて我が道を進む時期なんですよね。

かといってすぐ「おばさんファッション」にはなりたくないし、周りからもそう見られたくない。焦りました。そんな中書店で見つけたのがこの本。帯に「三越伊勢丹の研修教育テキスト」とあってこれなら何かつかめるかも、と購入。

パンツの丈一つとっても「フルレングス」「くるぶし丈」「クロップト丈」「ハーフ丈」と一ページずつ解説されていて、まさに教科書といった感じです。似合う着こなしを手に入れるために必要なことって、自分を客観的に見つめ、「良いところを生かし」「良くない部分をいかに目立たせないか」、なんですね。

回答者:40代 女性


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